学校で学ぶ時期から、働くこと、その先の暮らしまで。
キャリアアシスト宮崎では、学校や大学とつながりながら、一人ひとりに必要な学びや、働くことへの準備を支えてきました。
2017.03|これからの方向性
20周年を迎えた2017年、キャリアアシスト宮崎では、関係機関との連携や地域の学校との協力、企業への就労移行など、これからの支援の方向性をあらためて考えていました。
その一つとして始まったのが、就労に必要な基礎的学力を身につけるための、宮崎大学教育学部との学習支援の連携です。


2017.12|地域の学校とのつながり
みやざき中央支援高等学校で行われたROS(リレーショナルオープンスクール)に、地域とつながる支援側として参加しました。
学校では、割引計算の授業や、職場実習先までの交通手段の確認、仕事が終わったときの報告の仕方など、社会に出たときに必要となることを一人ひとりに教えていました。
キャリアアシスト宮崎からも、就労移行支援につながる前にできることとして、「自分の障害について知ることで、周囲にヘルプを求めることができる」ということを、事例を交えて紹介しました。
福祉だけで支えるのではなく、労働・教育・医療とつながりながら、障害があっても働き続けられるよう「アシスト」していく。こうした考え方は、その後の支援にもつながっています。
2017.12|宮崎大学教育学部との学習共同支援
それまでキャリアアシスト宮崎では、買い物やおつり、商品の割引などの計算、漢字、交通ルール、安全管理など、生活の中で役立つスキルを身につけるための学習プログラムを個別に行っていました。
「学習を教えるプロの視点と指導法によって、さらに役立つものになるのでは」と考え、宮崎大学教育学部特別支援教育の戸ヶ崎教授に相談。協力を得て、基礎科目を集中的に学ぶプログラムを実施しました。
参加したのは4名。約3か月のプログラム期間中に就職した方もいましたが、仕事を終えたあとも学習に参加し、予定していたプログラムを修了しました。


2025.01|現在の学校との連携へ
2025年には、宮崎市内の学校の皆さんがキャリアアシスト宮崎を訪れ、「福祉サービスでできること」について学ぶ機会がありました。
「社会人になる」という視点から、時間を守ること、整理整頓、忘れ物をしないこと、清潔感、丁寧な言葉遣いなどについて紹介しました。
現在は学校見学の受け入れだけでなく、福祉サービスについての見学や、保護者向けセミナー、キャリア教育、生涯学習などの講演にも取り組んでいます。

学校で学ぶ時期から、働くこと、その先の暮らしまで。
地域の学校や大学とつながりながら、一人ひとりに必要な支援を考える取り組みは、現在も続いています。